バッグプロジェクトに新しい素材、ダルメシアンを加える事になり大阪まで出張。
ファーストサンプルで気になったのは端の仕上げです。
ダルメシアンの特徴である毛質の堅さと、長さがネックなのですが・・・。
素材、パーツ、デザインは当然のこと、裏地、端の仕上げなどはバッグ全体の
質感を左右させる大きな要素です。
なんとかしたいと、バッグ工場を訪問。
職人さんに相談したところ、苦笑いしながらも知識と経験、
そして創意工夫で新しい仕上げ方法を考えてくださいました。
悩んだときは現場へ、現場は新しいアイディアの宝庫です。
企画するわたし達と、長い時間素材に向き合い、モノ作りに励んできた職人さん達。
ものを見るときの着眼点に違いも多々ありますが、だからこそ生まれる
アイディアは無限大です。
お互いの信頼関係と、敬意があれば素晴らしい商品は生まれはず。
ダルメシアンのバッグも来年2月に日本で発表、そして3月はパリです。