サーカスティックと読みます。意味は「皮肉な、いやみっぽい」。
日本人を形容する時に必ず出てくる単語が「shy」。
日本人=シャイというのは、世界中の人々がまず日本人に対して持つ
イメージですよね。
これと同様に、イギリス人を形容するのに良く使うのが
「sarcastic」です。
私が英文を添削していただいている英語の先生はイギリス人です。
しかし、この「sarcastic」な感覚が日本人にはなじみが
薄いようで、冗談を言ったつもりが、生徒が凍り付く時があるんだよ、
なんて言っていました。
イギリスに留学していた自分にとってはこの「sarcastic」な
感覚はなじみ深くイギリス文化の根底に常に感じます。
それが個性となっていて映画や音楽、文化に色濃く反映されています。
日本人が「shy」と思われる所以の『謙遜』や『奥ゆかしさ』と
いった価値観と同様にこの「sarcastic」もイギリスにとっては
なくてはならない感覚なのでしょう。
その国々の個性って面白いなと思った一日でした。
その英語の先生から頂いた写真。
アーティストではない彼をも、こういったことにアンテナを貼っている
ところがアート先進国の人だなとも感じます。
数字が並んでいるだけの写真、でもすごくインパクトがあります。
胸に刺さります。
ドイツ大使館かなにかの壁に書いてあったそうです。