新潟県の伝統織物「亀田縞」
元禄９年に新潟の厳しい自然環境の暮らしの中から誕生した綿織物です。
大正時代に全盛期を迎えましたが、その後は衰退の一途。
平成１６年に、この伝統織物を復活させようと機運が高まってきました。

そしてこれから、この「亀田縞」の伝統技術で新しい商品作りがはじまろうとしています。
コットンの糸でダブルフェイスの美しい生地を織り上げ、その生地を使えば表はストライプや
ボーダー、裏は無地。または表裏でボーダーの反転など。
色の組み合わせで無限大の可能性を秘めた織物です。

日本の伝統技術には素晴らしいものが沢山あります。
しかし、古くからの使い方、商品では今のライフスタイルに合わないものも。
それらの技術、伝統の美しさを保ちながら新しいものを生み出す＝「RE BIRTH」が重要です。

わたしたちの知らない素晴らしい伝統技術が、日本にはまだまだ埋もれているはずです。
必ず、素晴らしい商品として「RE BIRTH」できると考えて今日も悪戦苦闘中です（笑）
「こんなのあるよ！」情報がありましたら是非、ぜひ教えてください。

新ブランドの発表まであと5ヶ月。
ブランド名もほぼほぼ決まり、バスローブのデザイン、パターンも完成しました。
シックなブランドカラー「モーブ」「ブラウン」「白」にシーズンカラーの「ライトグレー」
「大人ピンク」を組み合せたデザインです。
コットンフラワーをモチーフにしたブランドアイコンの刺繍、サテンテープでの始末など
繊細なディテールにこだわっています。

田中産業の田中社長と初めてお会いしてから、まだ約１ヶ月。
田中社長の決断の早さに敬服し、また信頼いただいたことに対する感謝は良い商品を
作る事しかないので・・・緊張感を楽しみながらの5ヶ月になりそうです。
これから田中産業のみなさんと本格的な協同作業がスタートします。

タオルの一大産地、愛媛県今治市の田中産業㈱さんとの、
新・ブランドプロジェクトがスタートしました。
四国のタオル組合さんと、佐藤可志和さんのご努力により
日本での「今治タオル」の認知度はアップしました。
これから、その今治タオルを使った新ブランドの確立と
アイテムの開発を行います。

ブランドカラーと、シーズンカラーは決定。
既存のタオルにはない素敵な色になりました・・・！
そして打ち出しアイテムは、バスローブです。
おしゃれなデザイン、でも日常に着ていただきたいので
着易さ、肌触りにはとことんこだわります。

現在、田中産業のみなさんとBRAND NAMEのやり取りの真っ最中です。
BRAND NAMEは難しい。
絶対・・といえる正解のないものは本当に難しいです。
しかし、それが世界一のスーパーコンピューター京にも出来ない
わたし達の楽しく、素敵な仕事です。

生地のハギレが自宅にあり、以前からそれがとても気になっていました。
これで何か面白いものが作れないかと思っていたところハギレや刺繍で
イラストを描いてみようと思いつきました。
ハギレと刺繍というとどうしても『手芸』というイメージが強く、
どうしたらアートに昇華できるか、
どうしたらポップになるか、そんなことを考えながら制作しました。

制作前にたまたまUCCがカレンダーに採用するイラストを募集しているのを発見。
大好きな珈琲なら私にぴったりのテーマだ！と応募。
見事採用となりました！
実験的に制作したもので、どのような評価を受けるのか気になりましたが、
採用していただき、さらに周りからの反応もよくほっとしました。

イラストは珈琲の起源をテーマにしました。
起源にはいろいろな説があるようですが、小鳥がコーヒーの実をくわえ
て旅人の所に飛んで来たというお話を元にデザインをおこしてみました。

なかなか楽しいイラストになりお気に入りの作品となりました。