世界で初めてのスパークリングワインを造った、南仏ラングドッド地方、
リムー地区のスパークリングワインです。

穏やかな泡立ち、エレガントでやさしい印象です。
昔々、ドン・ペリニヨンさんが近くを通りこのワインの美味しさに感動。
同じ製法で造ったのが、世界でも有名なシャンパン、ドン・ペリニヨンだとか・・。
だから、「ドン・ペリニヨンにシャンパンの造り方を教えたのはわし達だ！」
という自負を持ちながら、今もワインを造り続けているそうな・・・。

４００年以上前のお話ですし、真偽のほどはわかりませんがこんな逸話を
ききながらの一杯はまた格別に美味しいです。
今回は、木村硝子店に家庭画報ショッピングサロンのみなさまをお迎えしての
アフタヌーンシャンパンでした。

岐阜県美濃加茂市にある『御代桜醸造』さんに伺ってきました。
明治２６年創業という老舗の蔵元です。
その老舗を率いるのは若い（３０代前半・・？）６代目蔵元、渡辺博栄氏さん。
そして酒作りに向き合う杜氏は酒匂宏明さん（杜氏さんにはぴったりなお名前）
この酒匂さんも若く、酒造業界では若き杜氏として話題の方です。

古い街並を残した、中山道沿いにたたずむ『御代桜醸造』
蔵内を見学させていただきましたが、その凛とした空気が流れる内部は
「作り手とお酒（お米、麹）」が対話する「神聖」な場所だと感じさせるものでした。

そういえば、昔々お酒の仕込みをするのは神事だった・・・
杜氏は白い神主のような衣装でお酒に向き合っていたような・・・などを思い出します。
時が止まったようなしーんとした空間ですが、その中で静かに静かにお酒は育まれて
いくのでしょう。

現在は、製造過程で様々な分析を行われているとのことでしたが、タンク（樽）内の発酵の
状況などを、杜氏が目で見て、香りを確認し、発酵の音を聞く・・・。
作り手の感性と、お酒を育む愛情があってこそ美味しいお酒が生まれてきます。
わたしも大好きなお酒です。大切に味わって楽しみたいですね。

御代桜醸造    http://www.miyozakura.co.jp/

お仕事させていただたいている【木村硝子店】さんが“テーブルウェア・フェスティバル2012”
に出展されるので一足早くお邪魔してきました！

～暮らしを彩る器展～というイベントサブタイトル通り海外ブランドから日本の伝統器まで、
生活を豊かにしてくれるようなテーブルウェアが東京ドームいっぱいに出展させていました。

なかでも、【木村硝子店】さんのグラスたちはひときわ美しい！！と改めてほれぼれ。
[ガラスで愉しむワインパーティ―]という特別企画のブースに
出展されておりますので、お時間がある方はぜひお立ち寄りください。

テーブルウェア・フェスティバル２０１２
2012年2月4日（土）～2月12日（日）
10:00～19：00
会場：東京ドーム
http://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/index.html

衣装デザイナー、アートディレクターとして世界的に有名な石岡瑛子さんが
お亡くなりになりました。７３歳、膵臓ガンだったそうです。

初めて彼女の作品を知ったのは学生時代。同じ大学出身ということで、
交流を持っていた方も周りに多く、
恩師である造形家伊藤隆道先生から幾度となくお話を聞いていました。
とにかく「強い女性だった」と。

石岡瑛子さんというと私より上の世代ですと資生堂のアートディレクター
ということで認識している方が多いのかもしれません。
しかし私の年代だと映画『ドラキュラ』でアカデミー賞衣装賞を
受賞された方、また『THE CELL』で強烈にインパクトのある衣装を
作られた方という印象です。

とにかく天才的な方で、私の憧れの存在でした。
ご冥福をお祈りします。

先日西武渋谷店で開催されていたインテリアデザイナー、
パトリシア・ウルキオラの展示を見て来ました！
女性デザイナーということもあり、丸みのある作品が
女性らしさを感じます。
生活に関わる食器や家具のデザインは女性の感性というのも
いかせて面白そうです。
食器を作る際の型なども展示してあってそういった作業の裏側も
見せてくれるのも面白いなと関心しました。

この並べ方、なんだかコミカル。ぜひ参考にさせていただきたいです！

お皿の型です。こんな風に作るとは、、、知りませんでした。